忍者ブログ
アニメやゲームの感想を徒然とかいてます 練習用&書き散らかし
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あまり悪そうな人が登場しない宇宙兄弟において、ビンスとピコの教師は遠慮無くクズと言っていいほどのクズっぷりをご披露しておりますね。
この教師に心底腹が立ったのは私だけではないでしょう。

「ちゃんと足元を見てないから転ぶんだぞリック」
とかもう…ぐううううクズ過ぎる!しかもこういう教師いるから嫌だ。微妙にリアルだ。
しかし海外の感想によるとこんな教師はすぐ更迭されるらしいですね。日本の高校だけか、こんなクズがいるのは。


周囲からのプレッシャーに負けて、リックとの約束より就職説明会を取ってしまうビンスとピコ。
進路も、約束したものとは違う物を選んでしまう。
それを聞いて怒るリック。

しかも最悪な事にリックはそのまま帰らぬ人に…!!

最後に二人に拒絶されて凄く悲しかったでしょうね…残された二人も、すれ違ったまま和解のチャンスが与えられないなんて、本当に辛すぎる…
あのクズ教師のせいでーーーーーーーーーーーー。・゚・(ノ∀`)・゚・。

叫び声すら出せない二人の涙が何と苦しく迫ることか…
リックゥゥゥゥ!!!


それからしばらく学校を休む二人。おう、もうあんな学校行かなくていいよ!とか思っちゃいますね。
でもISSが来る日は忘れていなかったようで、残された二人はISSが見れる木の下で、宇宙への夢を捨てない事を再度誓う。

宇宙飛行士は究極に狭き門だと思いますし、子供は誰でも憧れの職業に就けるものではない。
それでも、ここまで決死の覚悟をしないと宇宙への門は開けないのかと思うと苦しいですね。


過去話はそこで終わり、場面は唐突に月面基地へ。
ここで久々にダミアン登場です。ダミアンが元気そうだ!凍傷の跡も見えず、無事そうでなにより。

そして日々人も。
日々人をみる吾妻さんが優しそうな表情で本当に一安心です。

あああー良かった。本当に良かった。
今回は二重の意味で涙腺崩壊回ですな…

日々人は4日後に帰還。六太に会った時何て言うのでしょう。

そしていよいよキャンサットの大会当日。
なんと前の日に雨が降ったと知らされる六太とケンジ。
トラブルが続きますが、物語としては面白くなってまいりました…どうなる、どうなる!?技術者のスイッチどう入る!?w

次回が待ち遠しいですねー
今週も絶望でした。
一時撤退の鐘がなったのになぜか撤退しない調査兵団の皆様。
その理由はガス欠。
戦意喪失した補給部隊の皆様が、補給をほったらかして籠城しているらしい。

今頃ガス補給室には巨人がうじゃうじゃいるぞ、というのがジャン談。実際にそのような描写があり、
補給部隊の建物の外には巨人が今にも入りたそうにじっと見ている。
そこで黙々と銃を組み立て、力強く「よし」とつぶやく名も無き青年。

口元がかすかに笑ってますが次の瞬間

ちょちょちょちょ待てーーーーー!!!


冒頭で偉い人が出て行くシーンがあったから、その時までは精鋭部隊が居て補給ラインを整えてくれていたと推測されますが、
補給ができなければ兵士は動けなくなり、立体機動装置がガス欠になるとミカサであっても太刀打ちできなくなるわけで

これはもう兵士を捨てたと言えるかもしれない。
こんな消耗品みたいな使い方をして、どんどん壁の内部に逃げていった所でジリ貧確定だというのに…
さては人類は巨人に勝つ気がないな?
人類というか、調査兵団のトップなのか王族なのか知らんが。

そして兵士のほうも、ガスがないと壁を登れない…って言ってたけど
歩いて門をくぐれないのか?と思ったり。
ガスが機動の生命線のうえ、限りがあることがわかってるんだから、徒歩ルートを残しておくのがリスク管理だと思うのですが…やっぱり勝つ気ないよね?


絶望に打ちひしがれている104期訓練兵団たちの前にミカサ登場。
エレンが戦死したことをアルミンから聞き、残念な言語力を駆使してガス補給庫奪還の指揮をとりはじめる。

落ち着いているようで動揺を隠せないらしいミカサ。
ガスをふかしすぎてついにガス欠に。

動けなくなった所で巨人と遭遇し、ピンチなところに

もう一体登場。
しかしこの巨人はミカサには無関心で巨人を襲っている!

ミカサを襲っている巨人がお腹ぶよぶよで薄ら笑いを浮かべている気味の悪い奴だったし
シガンシナ区やトロスト区に入ってきている巨人も全体的にぶよっとしてて走り方が乙女だったりしてるので

とりあえず見た目がかなり優遇されている巨人だというのがわかります。
っていうか見た目がマシなのって超大型・鎧・そしてこの巨人くらいじゃね?

なんかもうね、わかりやすい!w

ミカサの過去回想も挟んでいるので、5話からの進みが若干ゆるやかに感じますが
来週からまた怒涛の展開になっていくのでしょうか。
ここから先はあまり詳しく知らないので楽しみです。


あ、そういやタイトルの「小さな刃」って何のことだ?
なんて的確なサブタイトルなんだろう。

全く文化が異なる場所ガルガンティアに流れ着き、戦う事以外で生きる意味を見つけるかに思えたレド。
しかし地球にヒディアーズと思われる生命体を見つけ、自分の使命はヒディアーズ討伐であると再認識する。
兵士の身に課せられた使命としての定めであり、兵士に生まれた運命でもある、まさに兵士のさだめ。


どうやら6話の最後に登場したクジライカはヒディアーズと同じ種だったらしい。
戦闘の後に刺さっていたのはあの爪。

レドは、自分が宇宙から連れてきてしまったのか?と考えますが、1話と時系列が前後していないなら海中で変化・繁殖しすぎなので、大昔に人類が宇宙に旅立つ時、ヒディアーズの祖先を連れて行ったとも考えられるのではないかと。


ガルガンティア民のイデオロギーは「共存共栄」であるとチェインバーが分析しておりました。
海賊の時もそうで、「やられた分はやり返すが、害をなさないものに攻撃しない」という原則で動いている。
危ない奴らだから先に殺しておけという考えはしない。

レドは違う。危険因子である以上排除するべきと考えている。
今後文明が成長したら必ずぶつかる。敵意を向けられてからでは遅いから先制攻撃すべきと主張する。
なぜ殺す必要があるのかという問いと、なぜ殺そうとしないのかという問いがぶつかるだけで、双方の話は平行線をたどる。


ただ、レドの話が理解されないのには要因があるような気がします。
レドには「ヒディアーズは絶対的な敵だ」という前提があるけど、相手には無い。
それなのにレドとチェインバーは、ヒディアーズがどのような経緯で敵対し、なぜ人類繁栄のために殲滅が必要なのか、なぜ相互不可侵では駄目なのかといった前提を全く説明していない。
とにかく敵であり、とにかく奴らの殲滅が必須なのだ。ヒディアーズだから。使命だから。そこから話が始まっている。


同盟ではそんな説明は不要だろうし、説明できないのも仕方ないと言えるけど、
もしかしたら、説明すべき事実が無いんじゃないか?

7話でレドが「文明発展のビジョンも無く人類同士で争っている」と発言してましたが
ヒディアーズって、宇宙で人類同士が争わないよう同盟が作り出した"好都合な外敵"だとは考えられないだろうか。
その外敵のために人類の生活を大きく制限せざるを得ないのは本末転倒だけど、国家の思い通りに人を動かしたいならあながち悪い状況とは言えないかもしれない。

海底に眠る宝がこの秘密を暴くもので、レドは戦いの意義を失うとかそういう展開を考えて一人悶えております。



そんな中クジライカの群れがガルガンティアに接近。
殲滅しに行こうとするレドだが、エイミーに立ちふさがれてしがみつかれてなかなか進めない。
エイミーを担いで走り回るだけの腕力があるので力で排除するのは簡単なはずなんですが、軽く押すだけのうえに抱きつかれると振りほどけない、とっても優しいレド君w


そして船団の下を通過するクジライカ…
1話の戦闘シーンより、ここの戦闘にならないよう息を潜めているシーンのほうが手に汗握る展開でした。

この後エイミーがレドに触れようとするのですが、レド君は冷たく「触るな」と拒絶。
もし拒絶しなかったらエイミーはレドになんて声をかけていたのか…おそらく「家に帰ろう」とか、「ご飯にしよう」とか、レドの決意をぐらつかせるような言葉が待っていたに違いない…触られたら振りほどけないしねw


兵士としての使命を果たす事を決めたレドは、ガルガンティアを離れる事を告げます。
もう無邪気で初々しいレド君の顔は見れないのかと思うと寂しくて悲しくて喪失感が半端ない。

唯一の救いは、追い出されたわけじゃないという事ですね。
何らかの形で一度は離れるだろうと思いましたが、迷惑だから出ていけとか、お前とはやっていけない追い出してやるとか、そういう敵意や悪意があるものじゃなくて本当に良かったと安堵しました。

リジットも相当お怒りのようでしたが「出ていけ」ではなく「従え」という要求でしたし、
ガルガンティア船団の人たちは、厳しくはあるけれど排他的ではないようですね。


そんな出て行こうとするレドを貰い受けたいという人物が、まさかのピニオン。
ピニオンはクジライカの巣に眠るお宝を引き上げたいらしい。
ガルガンティアの大船主も引き込み、ガルガンティアからの離脱を申請。

6話で、ピニオンがレドに唐突とも言えるサルベージ話を持ちかけた理由がここで明らかになります。
もしかして5話で焼肉パーティーをしたのも、レドを引き込む予定があったのかもしれない。
腹黒い意味ではなく、仲間として。


悲しいながらも、一人で出ていかなくてよかった、ピニオンが一緒で良かったと安心してしまいました。
最終的にはピニオンから「帰ろうぜ」という言葉が聞けるのを心待ちにしております。



翠星のガルガンティア前日譚「少年と巨人」が届きました。

「レドは友との交流の中で何を得て、そして何を失うのか。これは一人の少年が兵士となるまでの物語である。」
ニトロプラス公式あらすじより抜粋

これは、1話の「余計なものをすべて忘れ去ることで、俺は兵士として完成した。」のセリフに繋がる物語になります。
レド君は一体何を捨ててきたのか。

さらに言ってしまうと、4話「追憶の笛」に登場した少年

まさにこのシーンがどういう事だったのかが明かされる話となっておりました。
以下ネタバレ要素ありの感想


  * * * * * * *

アニメの物語が開始するより以前、学生時代の2年間の話。
具体的に何年前かという記述は無かったように思いますが、この話が終わった後すぐにアニメ本編開始だと、
1年足らずで技術的に軍人として完成するのか?
いつ少尉に昇進したの?
(これについては下士官職が無い可能性も)
ちょっと忘れるの早すぎね?
等々の疑問が出てくるので、思った以上に若い時期なのかもしれない。
もちろんそうでない可能性もあるし、正解を一つにきめず、作中のレドが12歳なのか14歳なのか15歳なのか、心のなかの設定を変えて読むと印象が変わって楽しいかも。


内容を一言でいうと、
ヤンデレヒロインと頭脳チートショタによる壮絶なるレドの取り合い、時々年上女性
だな、うん。

レドは戦うこと以外は何も体験して来なかったわけではなく、むしろリア充かよこの野郎!と本を投げだしたくなるくらい充実した学生生活を送ってらっしゃいますよね。
進研ゼミ並に成績を伸ばし
カウンセラーのお姉さんに洗脳されて厨二病に目覚め
同性の友達もガールフレンドもでき、双方から熱烈に愛されるし
しかもおにゃのこと一緒にシャワーに入ったり。
露出度高めの3人娘の水着よりもっとダイレクトなものをダイレクトに見ていた!レドォォォ!!

少なくとも、戦うことしか知らなくて生活能力が無く、エイミーに教えてもらって初々しい反応を見せるレド君イメージは若干崩壊しました。
戦うこと以外知らないんじゃなくて、リア充時代を忘れてるんだ!


リア充もろもろは抜きにして、幼いレドが抱いていたマシンキャリバーへの憧れ、軍人として人を守る事への夢
進路を決める適性試験を通して、輝きに満ちていた夢や憧れというものが光を失い、
でもそれ故に、戦場で生き残る力を得たレドの変化は必読ものです。

あー、社会人2年目3年目ってこんな感じだ。という。
ブラック企業「人類銀河同盟」に入社した新卒レド君がノマド少年と出会い、
会社に反抗的な先輩に「この会社は間違ってるよ」と吹きこまれ賛同しそうになるけど先輩がリストラされ、業務の黒さに摩耗していき最終的に社畜として完成する


と、言い換えてもなにも違和感が無い。

半分くらいガールフレンドのミリイカ視点で書かれているので
キャラの強さも目立ってミリイカの心理面のほうが入って来やすいかな。
もう少しレドがメインでも良かったなー、なんて。


あと作中で、レドが持つ適性と本来辿るべきだった運命について触れられていましたが
これは今後の話にも関わってくるのでしょうか。
作品中では幸せになれる方向に能力が発揮されることを心より願います。


58話はヴィンスとピコの過去回。
田舎出身という話はものすごく身につまされるものがありました。
特に教師の「ポットヒルからこんな大学にいけた奴は一人もいない」はまさに

うわー、田舎の教師ってみんな同じ事言うんだ。
と、ちくちくした気持ちになりましたね。

暮らすなら都会がいいか田舎がいいかという議論がしばしあります。
人によって相性があるので一概にどちらが良いとは言い難いですが、田舎で育ってきた人間として今でも悔しく感じるのは、田舎には選択肢が圧倒的に少ないという事です。

選べる高校の数なんかまさにそう。というか選べないですし、趣味や文化面での催し物はまず来ない。
人に限らず、チャンスや転機といった出会いが極端に少なく、気づいたら将来は限定されている。
親と教師は悪意で進路を否定しているつもりはないんでしょうね…自分には知らない生き方が怖いだけだったり、可能性の低いチャレンジを悪いギャンブルのようなものだと思ってるだけで。


15歳のビンスは、現在とは違ってw大人しく気弱な少年のように見えます。
が、しっかり親にノーと言え、ロケット作りを継続するだけの芯の強さがある。
親のほうも、無理やり辞めさせたり、外出禁止にしないといった優しさは残っていたようで安心というか…でもハラハラしますけどね。


今回登場したリック少年はだれから何を言われても気にならないようで、ロケットを作ったことが無い奴の意見なんか気にスンナと一蹴。

日々人が昔に言った「もし諦めきれるんなら、そんなもん夢じゃねぇ。」
という言葉は、宇宙兄弟のテーマのひとつだと思います。
そこには、日々人やリックのように、ただまっすぐに夢に向かって進める人と
自ら限界を決め諦めてしまう六太のような人
周囲から圧力をかけられるビンス・ピコのような人

3つのパターンが登場します。

ビンスは六太に「敵はだれだ?」と聞いたけれど、幼い頃から周囲に抑圧され、暗に「鉱山技術者になれば父が喜ぶ(それ以外だと喜ばれない)」と吹き込み非情な選択をさせた環境において、夢のために戦うべき「敵」が居ると考えるのも頷けます。

六太はだれからも宇宙飛行士になることを反対されたり、バカにされたりはしてない。それどころか「なるんでしょ?」と期待されてたくらいだし…
それはそれでプレッシャーだけど。


後悔が残る形で辞めさせたり、最初から挑戦させないというのは良くないことだと思います。
挑戦の結果が望むものではなかったとしても、全力を尽くせば福田さんのように清々しい気持ちになれると思ってます。
(一律ですべてのチャレンジに当てはまることではないですが)
話が進むたび、シャロンの存在がいかに偉大かを知らされますね。

月面望遠鏡を建てるという約束を叶えるのが宇宙兄弟のENDなのだろうか…
今後の展開も楽しみです。

次回は久々に日々人登場!


10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20 
PR
忍者ブログ [PR]