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アニメやゲームの感想を徒然とかいてます 練習用&書き散らかし
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なんて的確なサブタイトルなんだろう。

全く文化が異なる場所ガルガンティアに流れ着き、戦う事以外で生きる意味を見つけるかに思えたレド。
しかし地球にヒディアーズと思われる生命体を見つけ、自分の使命はヒディアーズ討伐であると再認識する。
兵士の身に課せられた使命としての定めであり、兵士に生まれた運命でもある、まさに兵士のさだめ。


どうやら6話の最後に登場したクジライカはヒディアーズと同じ種だったらしい。
戦闘の後に刺さっていたのはあの爪。

レドは、自分が宇宙から連れてきてしまったのか?と考えますが、1話と時系列が前後していないなら海中で変化・繁殖しすぎなので、大昔に人類が宇宙に旅立つ時、ヒディアーズの祖先を連れて行ったとも考えられるのではないかと。


ガルガンティア民のイデオロギーは「共存共栄」であるとチェインバーが分析しておりました。
海賊の時もそうで、「やられた分はやり返すが、害をなさないものに攻撃しない」という原則で動いている。
危ない奴らだから先に殺しておけという考えはしない。

レドは違う。危険因子である以上排除するべきと考えている。
今後文明が成長したら必ずぶつかる。敵意を向けられてからでは遅いから先制攻撃すべきと主張する。
なぜ殺す必要があるのかという問いと、なぜ殺そうとしないのかという問いがぶつかるだけで、双方の話は平行線をたどる。


ただ、レドの話が理解されないのには要因があるような気がします。
レドには「ヒディアーズは絶対的な敵だ」という前提があるけど、相手には無い。
それなのにレドとチェインバーは、ヒディアーズがどのような経緯で敵対し、なぜ人類繁栄のために殲滅が必要なのか、なぜ相互不可侵では駄目なのかといった前提を全く説明していない。
とにかく敵であり、とにかく奴らの殲滅が必須なのだ。ヒディアーズだから。使命だから。そこから話が始まっている。


同盟ではそんな説明は不要だろうし、説明できないのも仕方ないと言えるけど、
もしかしたら、説明すべき事実が無いんじゃないか?

7話でレドが「文明発展のビジョンも無く人類同士で争っている」と発言してましたが
ヒディアーズって、宇宙で人類同士が争わないよう同盟が作り出した"好都合な外敵"だとは考えられないだろうか。
その外敵のために人類の生活を大きく制限せざるを得ないのは本末転倒だけど、国家の思い通りに人を動かしたいならあながち悪い状況とは言えないかもしれない。

海底に眠る宝がこの秘密を暴くもので、レドは戦いの意義を失うとかそういう展開を考えて一人悶えております。



そんな中クジライカの群れがガルガンティアに接近。
殲滅しに行こうとするレドだが、エイミーに立ちふさがれてしがみつかれてなかなか進めない。
エイミーを担いで走り回るだけの腕力があるので力で排除するのは簡単なはずなんですが、軽く押すだけのうえに抱きつかれると振りほどけない、とっても優しいレド君w


そして船団の下を通過するクジライカ…
1話の戦闘シーンより、ここの戦闘にならないよう息を潜めているシーンのほうが手に汗握る展開でした。

この後エイミーがレドに触れようとするのですが、レド君は冷たく「触るな」と拒絶。
もし拒絶しなかったらエイミーはレドになんて声をかけていたのか…おそらく「家に帰ろう」とか、「ご飯にしよう」とか、レドの決意をぐらつかせるような言葉が待っていたに違いない…触られたら振りほどけないしねw


兵士としての使命を果たす事を決めたレドは、ガルガンティアを離れる事を告げます。
もう無邪気で初々しいレド君の顔は見れないのかと思うと寂しくて悲しくて喪失感が半端ない。

唯一の救いは、追い出されたわけじゃないという事ですね。
何らかの形で一度は離れるだろうと思いましたが、迷惑だから出ていけとか、お前とはやっていけない追い出してやるとか、そういう敵意や悪意があるものじゃなくて本当に良かったと安堵しました。

リジットも相当お怒りのようでしたが「出ていけ」ではなく「従え」という要求でしたし、
ガルガンティア船団の人たちは、厳しくはあるけれど排他的ではないようですね。


そんな出て行こうとするレドを貰い受けたいという人物が、まさかのピニオン。
ピニオンはクジライカの巣に眠るお宝を引き上げたいらしい。
ガルガンティアの大船主も引き込み、ガルガンティアからの離脱を申請。

6話で、ピニオンがレドに唐突とも言えるサルベージ話を持ちかけた理由がここで明らかになります。
もしかして5話で焼肉パーティーをしたのも、レドを引き込む予定があったのかもしれない。
腹黒い意味ではなく、仲間として。


悲しいながらも、一人で出ていかなくてよかった、ピニオンが一緒で良かったと安心してしまいました。
最終的にはピニオンから「帰ろうぜ」という言葉が聞けるのを心待ちにしております。



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