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アニメやゲームの感想を徒然とかいてます 練習用&書き散らかし
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58話はヴィンスとピコの過去回。
田舎出身という話はものすごく身につまされるものがありました。
特に教師の「ポットヒルからこんな大学にいけた奴は一人もいない」はまさに

うわー、田舎の教師ってみんな同じ事言うんだ。
と、ちくちくした気持ちになりましたね。

暮らすなら都会がいいか田舎がいいかという議論がしばしあります。
人によって相性があるので一概にどちらが良いとは言い難いですが、田舎で育ってきた人間として今でも悔しく感じるのは、田舎には選択肢が圧倒的に少ないという事です。

選べる高校の数なんかまさにそう。というか選べないですし、趣味や文化面での催し物はまず来ない。
人に限らず、チャンスや転機といった出会いが極端に少なく、気づいたら将来は限定されている。
親と教師は悪意で進路を否定しているつもりはないんでしょうね…自分には知らない生き方が怖いだけだったり、可能性の低いチャレンジを悪いギャンブルのようなものだと思ってるだけで。


15歳のビンスは、現在とは違ってw大人しく気弱な少年のように見えます。
が、しっかり親にノーと言え、ロケット作りを継続するだけの芯の強さがある。
親のほうも、無理やり辞めさせたり、外出禁止にしないといった優しさは残っていたようで安心というか…でもハラハラしますけどね。


今回登場したリック少年はだれから何を言われても気にならないようで、ロケットを作ったことが無い奴の意見なんか気にスンナと一蹴。

日々人が昔に言った「もし諦めきれるんなら、そんなもん夢じゃねぇ。」
という言葉は、宇宙兄弟のテーマのひとつだと思います。
そこには、日々人やリックのように、ただまっすぐに夢に向かって進める人と
自ら限界を決め諦めてしまう六太のような人
周囲から圧力をかけられるビンス・ピコのような人

3つのパターンが登場します。

ビンスは六太に「敵はだれだ?」と聞いたけれど、幼い頃から周囲に抑圧され、暗に「鉱山技術者になれば父が喜ぶ(それ以外だと喜ばれない)」と吹き込み非情な選択をさせた環境において、夢のために戦うべき「敵」が居ると考えるのも頷けます。

六太はだれからも宇宙飛行士になることを反対されたり、バカにされたりはしてない。それどころか「なるんでしょ?」と期待されてたくらいだし…
それはそれでプレッシャーだけど。


後悔が残る形で辞めさせたり、最初から挑戦させないというのは良くないことだと思います。
挑戦の結果が望むものではなかったとしても、全力を尽くせば福田さんのように清々しい気持ちになれると思ってます。
(一律ですべてのチャレンジに当てはまることではないですが)
話が進むたび、シャロンの存在がいかに偉大かを知らされますね。

月面望遠鏡を建てるという約束を叶えるのが宇宙兄弟のENDなのだろうか…
今後の展開も楽しみです。

次回は久々に日々人登場!


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